爪の変形、変色、また爪垢のニオイが気になるのは、身体からのサインです。 | 症状別解説 | 世田谷訪問爪切り巻き爪ケア　悩み爪をキュンとなる爪に　|ネイルケアゆり

■ 気づいたら、爪の間にたまっている“黒いゴミ”

それ、実は靴や靴下の繊維、外からのホコリや汚れが主な原因です。

足の爪は本来、わずかに湾曲しているのが正常な形ですが、このカーブの部分に汚れが溜まりやすくなっています。特に爪が伸びた状態だと、より多くのゴミを巻き込んでしまうのです。

■ 巻き爪の方は、さらに溜まりやすくなります

巻き爪は、通常の爪よりもカーブが強いため、ゴミや皮脂が詰まりやすく、取り除くのも難しい傾向があります。気づかないうちに奥へ奥へと押し込まれ、ギュウギュウに詰まった状態になると、皮膚を圧迫し、痛みや炎症の原因にもなりかねません。

■ 見落としがちな「垢」の正体とは？

一方、爪の周囲や間にある「垢」のようなものは、主に古くなった角質や皮脂が混ざったものです。これは新陳代謝で自然に出るものですが、放置していると臭いの原因や雑菌繁殖の温床にもなってしまいます。

特にご高齢の方や、目や手が届きにくくなってきた方は、こうした汚れが蓄積しやすい傾向があります。長く放置すると、自分では清潔にしているつもりでも、知らず知らずのうちに足元の衛生状態が悪化しているケースが多いのです。

■ 足元のケアは「見えないからこそ」大切です

足の爪は、見えるところではありません。だからこそ、後回しになりがちです。
しかし、足元の小さなサインを見逃さずにケアすることが、健康と快適さの維持、そして自信をもって素足になれる未来に繋がっていきます。

臭いだけだからと済まさずケアをしていただきたいのです。まずは爪を適切な長さに整えること。そして巻き爪の方は矯正を早めに受けて予防をすることが大切です。

■ 知っていますか？

爪のゴミや垢には、正しい取り除き方があります

足の爪に溜まりやすいゴミや垢。これは放っておくと臭いや痛み、爪の変形・炎症の原因になることもあります。
とくに巻き爪や変形爪の場合、ご自身では取り除きにくく、気づいた時には奥の方まで詰まってしまっていることも珍しくありません。

ここでは、日頃のセルフケアで取り入れられる「正しい除去方法」を5ステップでご紹介します。

【STEP 1】しっかり「ふやかす」

まずはお風呂や足湯で爪をやわらかくしましょう。
少なくとも10分以上お湯につけることで、爪の隙間に入り込んだ汚れや垢が浮き上がりやすくなります。
乾いた状態では奥まで届きにくく、逆に爪や皮膚を傷つけてしまうことも。必ずこの工程から始めましょう。

【STEP 2】泡立てた石けんでやさしく洗う

石けんやボディソープは、しっかり泡立ててから使用しましょう。
泡立てずにそのまま使うと、汚れの奥にまで成分が届きません。
ポンプ式で泡状で出てくるタイプを使うと、手間なくしっかり洗えておすすめです。

【STEP 3】ブラシで優しくなでる

爪の隙間には、指では届かない汚れが入り込んでいることも。
専用のネイルブラシや使い古しの歯ブラシを使い、なでるように優しく動かして洗いましょう。
力を入れすぎると皮膚を傷つけたり、皮脂が過剰に分泌され逆効果になることもあるので注意が必要です。

【STEP 4】爪垢取りで細かい部分までケア

ブラシで落としきれない汚れは、爪垢取りや**爪楊枝（先端を丸めるなど工夫を）**で。
こちらも力を入れず、あくまでやさしく、表面をなでるように。
決して押し込んだり、無理に掻き出そうとしないでください。

【STEP 5】最後は「しっかり乾かす」

清潔にしたあとは、水分をしっかりふき取り、湿気を残さないことが大切です。
タオルで丁寧に拭いた後、可能であればドライヤーの冷風などで完全に乾かすことで、雑菌の繁殖を防ぎます。

■ それでも落としきれない汚れや、すでに痛みがある場合は

巻き爪や変形爪など、セルフケアだけでは対応が難しい状態もあります。
そのままにしてしまうと、痛みやニオイ、爪のトラブルが進行してしまうことも。
気になる方は、無理に触る前に一度プロにご相談ください。

■ 爪のゴミや垢、実は溜まりにくくする工夫ができます

ケアの方法を知ることも大切ですが、そもそも溜まりにくい状態をつくることが、トラブルの予防には欠かせません。

ゴミや垢が溜まる大きな原因は、実は【爪の長さ】と【巻き爪の放置】にあります。
以下の2つを意識することで、日常のケアの負担も軽くなり、臭いや痛み、見た目のトラブルも防ぐことができます。

【1】爪の長さと形を正しく整える

爪の長さは、指先と同じ高さを目安に整えるのが基本。
長すぎるとゴミが詰まりやすく、短すぎると「陥入爪（かんにゅうそう）」といって、爪が皮膚に食い込みやすくなる痛みの原因になります。

形は、上から見たときに**四角くまっすぐカットする“スクエアカット”**がおすすめ。
この形を維持することで、巻き爪の予防にも効果的です。

【2】巻き爪は早めにケアを

巻き爪は見た目だけでなく、全身の不調に影響するケースもあります。
小さな爪の問題が、実は「立つ・歩く・バランスを取る」という毎日の動作に大きく関わっているのです。

湾曲が進むと、爪が地面にしっかり接地しなくなり、

足首・膝・腰などへの負担

バランスを崩しやすくなり転倒のリスク増加
といった二次的な問題にもつながります。

「たかが爪」と思わず、“歩く土台”を見直すきっかけとしてご相談ください。

■ 「爪の掃除だけお願いしたい」というご希望にもお応えしています

「爪の間にゴミが溜まっていて恥ずかしい…でもどうしていいか分からない」
そんなお声を多くいただいています。

ご安心ください。
ネイルケアゆりでは、「爪切りと爪そうじ（視診込み）」を5,500円（税込）で承っております。
プロが視診しながら、その方に合った日常ケアのアドバイスも行います。

足を見せるのが恥ずかしいという方もいらっしゃいますが、当院では
「恥ずかしさより、安心と自信を持って帰っていただくこと」
を大切にしています。

✅ 目で見て、指で感じて、わかるケア

足は他人と見比べる機会が少ないからこそ、知らないうちにトラブルが進行していることもあります。

巻き爪・変形爪・足の臭い・角質など、
目に見える問題だけでなく、姿勢・歩き方・靴の選び方まで視野に入れたアドバイスを行っています。
完全予約制ですので、まずはお気軽にご予約ください。